准看護師から正看護師になってお給料アップ

看護師には、正看護師と准看護師の二種類の資格があります。大きな違いは正看護師は国家試験を受験し国が免許を交付しますが、准看護師は都道府県知事が免許交付者になります。その職務にどんな違いがあるのかというと、仕事の内容には差はありません。外から見たときの違いもありません。患者さんからは一様に「看護師さん」と呼ばれます。

 

 

しかし、給料や昇進についてとなると、正看護師と准看護師には厳然とした差があります

 

どんな業界でも、給料は勤続年数によって差があるものでしょう。給料のうち基本給に関しては概ね年功序列となっており、それ以外に役職給や能力給などが付いてきます。看護師は資格を取得すれば何歳からでも勤めることが可能ですので、20代と40代の看護師が同輩になることも珍しくありません。ですので年齢給+俸給を、給料の基本給と定めているところもあるようです。

 

正看護師と准看護師の給料を比較した場合、同じ勤続年数・同じ年代でも開きがあります。2010年に独立行政法人統計センターが公表した『職種・性、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額』によると、勤続10年以上15年未満の30代准看護師の給料は、正看護師より約2万円低く記されています。勤続年数一年未満では20代で平均5万円、30代の8万円前後をピークに40代以降は少し開きが緩やかな数字が掲載されています。

 

勤続10年を過ぎるころになると主任の役職に就くこともありますが、准看護師資格のみでは役職に就くのは難しいとの話もあります。役付になると役職手当が付加されますから、給料はさらに違ってきます。

 

看護師の職位は総看護師長、看護師長、副看護師長、主任、副主任などがあります。それぞれの役職について役職手当が設けられており、基本給と同じく勤続年数と年齢を加味して給料が決められているようです。

 

 

これらの事情を考えると、准看護師の方は頑張って勉強して正看護師になることで給料アップをすることができます。長い目で見ると大きな差となりますので、なるべく早く正看護師の資格を取得するようにしてください。

 

 

看護師の賞与・ボーナスや保険などの福利厚生